圏9研究所 工作室

圏9研究所の開発情報資料など

BluePill

AT32F403A BlackPill:その4 FPU

Cortex-M4FのFPUを動かしてみる 1.手順1)コーディング: STM32CubeIDE(MX) ・STM32CubeIDE(MX)を使ってSTM32F103RGT6でプロジェクトを作成しコードを書く ・関数として math library と CMSIS-DSP を使う ・FPUを使えるようにコードを変える 2)コンパ…

AT32F403A BlackPill:その3 DAC

1.概要 BluePill や STM32F411 BlackPill にはないDACモジュールの動作確認 2.STM32CubeIDEプロジェクト作成1)MCU/MPU STM32F103RGT6 2)STM32CubeMX設定 クロックは外付け8MHz システム72MHz タブ 項目 設定 Pinout & Configuration System Core GPI…

AT32F403A BlackPill:その2 240MHz クロック設定(USB含む)

1.概要 システムクロックを240MHzに設定してLチカ USBのクロック設定も行う 2.クロック設定1)Clock configuration register 構成と設定(1)クロック設定レジスタ STM32Fx : RCC_CFGR AT32F4x : CRM_CFG ・名前は違うがアドレスは同じ 0x4002-1004 ・…

AT32F403A BlackPill:その1 Core Board とチップ

BlackPill は BluePill Core Board の上位ボードとしてSTMマイクロの STM32F411 を搭載したボードがありますここでは少々変わったチップが搭載されているBlackPill Core Board があるので調べてみます 1.概要 WeAct社製 Webact at32f403acgu7 at32f4 at32 …

STM32F103 BluePill USBマイク その3:マイク実装

1.概要 マイクを接続しSTM32CubeIDEに導入したTinyUSBで処理する 2.構成 コンデンサマイクモジュール → BluePillボード :ADC > DMA > TinyUSB → MacBook Air 3.仕様 項目 仕様 ボード BluePill:STM32F103C8T6/CBT6 USB USB Audio 2.0 LEDによる状態表…

STM32F103 BluePill USBマイク その2:TinyUSB audio_test

1.概要 STM32CubeIDEにTinyUSBを導入して audio_test を動かす 2.構成1)回路構成 BluePillボード : USB → MacBook Air audio_test はソフトで作った鋸波データをUSBに出力する example マイクが無くてもデータは出力される 3.STM32CubeIDEプロジェク…

STM32F103 BluePill USBマイク その1:構成と回路

1.概要 BluePillでUSBマイクを作ってみます STM32CubeIDEのSTM32F103 Middlewarでは動かないのでTinyUSBを使います 2.構成1)回路構成 コンデンサマイクモジュール → BluePillボード : ADC > USB → MacBook Air (1)コンデンサマイクモジュール 秋月 …

STM32F103 clone & BluePill  その7:SWD IDCODEコンバーター STM32F103版 ソフト編

1.概要 PIC16FからSTM32F103に移植する 2.ソフト構成1)構成・コンバーターについてはPIC16F仕様をそのままSTM32F103に移植するため構成は同じ・おまけのIDCODE等送信機能はEUART送信をUSB・VPCに変更・リソース、ポート及びUSB・VPCコードはSTM32CubeM…

STM32F103 clone & BluePill  その6:SWD IDCODEコンバーター STM32F103版 ハード編

1.概要 PIC16FからSTM32F103に移植する 2.ハード構成・MINI ST-LINK V2 が丁度いい具合に改造できそうなので使ってみる・ST-LINK内蔵ソフトを改造してコンバーター機能を追加できればベストではあるが内容が公開されていないので ST-LINKの機能は捨てて…

STM32F103 clone & BluePill その5:SWD IDCODEコンバーター

1.概要 クローンチップはIDCODEが異なるため cfg ファイルを修正してopenOCDで書き込めるようになりました 次に cfg ファイルを修正しなくても使えるようにSWDで交信するIDCODE等を変換するコンバーターを作ってみます 2.構成 MINI ST-LINK V2 とターゲ…

STM32F103 clone & BluePill その4:STM32CubeIDEで使う

1.概要 STマイクロ社の開発環境 STM32CubeIDE で使ってみます ソフトのインストールや使い方等々はネットにたくさんあるのでクローンチップについて調べます 2.バージョンと周辺機器など1)STM32CubeIDE Version: 1.12.0 Build: 14980_20230301_1550 (U…

STM32F103 clone & BluePill その3:クローンチップ概要

1.概要 前回書いた通り安価なBluePillポードにはSTM32F103のクローンチップが実装されています このチップについていくつかボードを購入してあるので調べつつ使ってみようと思います 2.クローンチップの状況 よくまとめられているページがあるのでリンク…

STM32F103 clone & BluePill その2:BluePill

1.概要・STM32F103C8T,CBTに電源、水晶振動子、USBコネクタ等を実装したマイコンボード・LeafLabs社Maple miniのクローン・仕様 stm32-base.org 2.Maple mini・2009年にリリースされたメープルの省スペース版として2011年リリース・8ビットから32ビット…